飯島愛



飯島愛(いいじまあい 本名:大久保松恵 1972年10月31日生)
 [タレント/AV女優]


 東京都出身。躾に厳しく教育熱心な両親に育てられ、学校成績が良くおとなしい子であった。ところが、中学1年の頃に精神的な支えでもあった祖父が亡くなったことで精神のバランスを保てなくなり、それが原因で両親からのプレッシャーに耐え切れなくなって非行に走るようになった。中学在学中から不良仲間と毎晩新宿等のディスコで夜遊びに耽るようになる。高校には籍を置いていたが全く通学しておらず、すぐに中退した。彼氏との短い同棲生活等を経て、六本木でホステスとして働いていたところをスカウトされ、1992年にAV女優となる。

 AVデビュー後、深夜テレビ番組「ギルガメッシュないと」で、スカートをめくりTバックを見せるのが話題となり、「Tバックの女王」と呼ばれた。1994年頃、AV女優を引退。テレビ番組への出演等によってタレントとしての知名度が向上したことで、引退後は完全にタレント業へ転身を果たした。当時の飯島側がタレント転身後に元AV女優としてのイメージを払拭しようとする戦略を取っていた事が窺え、完全にタレント業に転身してから2000年に著書『プラトニック・セックス』でカミングアウトを果たすまで飯島の元AV女優としての経歴は芸能界では公然の秘密となっており、飯島本人はもとよりテレビ番組の共演者等もその経歴について触れることは一切なかった。

 その後、次第に大人の女性としてトーク番組等でバラエティタレントとして活躍。2000年、半自伝的な小説『プラトニック・セックス』でリンチ被害、AV出演や性病感染、中絶手術、整形手術していたこと等をカミングアウトしベストセラーに。映画化やテレビドラマ化もされ、以来作家活動も行っていた。

 2007年3月3日、芸能界引退の報道が流れる。事務所もこの内容をFAX回答で認めた。生出演したテレビ番組では、この件について、いつかは引退すると言うも3月末とは明言しなかったが、その後3月いっぱいで引退することを本人が発表した。「腎臓病(腎盂炎)を患っており、症状が予想以上に重く、仕事を続ける意欲を完全に失っている」という理由であった。3月31日に、「目標や夢が見い出せず、芸能界で生き残っていくことは不可能」として、所属事務所から正式に引退が発表された。

 2007年4月6日のTBSのテレビ番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』で、霊能師の木村藤子が「自分に嘘をついてる。あなたは病気くらいで仕事をやめるような無責任な人じゃない。芸能界を引退しては駄目。今まで築き上げたものを全部捨ててしまうことになる。(引退を撤回して苦難を)乗り越えるべき。あなたは無言のうちに人に影響を与えられる人。今が人生最高の時期。(芸能活動を続行すれば)2、3年後に大きな出来事が起こりすべてが変わる。(引退すれば)数年後に後悔する姿が見える。誰か、(飯島の芸能界引退を)止めてあげて下さい。あなたはこんなに愛されている」とアドバイスした。このとき、もっと飯島にアドバイスをすべきかどうかを迷う木村氏に対し、無声のまま口の動きだけで「だめ…だめ…」と訴える飯島の表情がテレビに映った。

 2008年12月24日、東京都渋谷区桜丘町の渋谷インフォスタワーにある21階の自室にて死亡しているのが、親戚の女性によって発見された。その後、警察の調査によって、発見時現在で死後1週間程経過していたことが判明した。死亡推定日時は発見日である12月24日から起算して12月17日前後であると考えられている。

 死因については、エイズ説、自殺説、覚せい剤過剰摂取説、他殺説などの色々な憶測が飛び交っていたが、2009年2月4日、東京都監察医務院による病理検査の結果が警視庁渋谷警察署より発表され、死因は肺炎であったことが判明した。

 2008年12月17日死去(享年36)





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