カート・コバーン



カート・ドナルド・コベイン(Kurt Donald Cobain 1967年2月20日生)
 [アメリカ・ミュージシャン]


 ワシントン州アバディーン出身。1990年代を代表するグランジ/オルタナティブ・ロックバンド、ニルヴァーナでボーカルとリードギターを担当し、グランジの金字塔的アルバム『ネヴァーマインド』の成功で一躍ロック・スターの仲間入りを果たす。

 メジャーデビュー1枚目のアルバムから大成功を収めたが、カートは『ネヴァーマインド』の成功に葛藤を感じていた。もともとアンダーグラウンドなシーンをルーツとするカートは、この大成功によって自身の信念を結果的に裏切ってしまったように感じていたし、メディアの伝える彼の姿と自分の本来の姿との乖離に大きな戸惑いを感じてもいた。また、カート自身『ネヴァー・マインド』製作の際、ある程度メジャー市場を意識して曲作りを行ったため、自分自身にも強い憤りを感じていた。

 その後も自身のイメージや思い通りに曲が作れない苛立ち、また、少年時代からのうつ病、さらにはドラッグ依存症と悪戦苦闘し、ローマでの自殺未遂を経た末、1994年4月5日、シアトルの自宅で数日前に購入したショットガンで頭を打ち抜いて自ら命を絶った。遺書には強烈な筆圧で、親交のあったニール・ヤングの「ヘイ・ヘイ・マイ・マイ」の歌詞の一部「It's better to burn out than to fade away(錆びつくより今燃え尽きる方がいい)」が引用されている。また、ステレオがつけっぱなしになっており、R.E.M.の「オートマチック・フォー・ザ・ピープル」が流れていた。

 カートの死について、自殺ではなく実は暗殺されたと言う説もある。暗殺の黒幕として疑惑の目が向けられているのがゴシップクイーンとしても名高い妻であるコートニー・ラブと子守りアシスタントのマイケル・デウィット。当時、コートニーはカートと離婚調停中であり、もしカートと離婚することになれば何億ドルという資産が失われることになる。実際にコートニーはこのことに言及しており、その内容はテープに残っている。また、カートが失踪する前、ローマ公演後に自殺未遂をおこしたとされるが、そこにコートニーと離婚したいと言った内容のメモが残っており、コートニーがそのメモを処分したという。

 この説は、カートの遺書が死について言及をしていない点や現場検証において不可解な点が多数見られることにより世間に広まる結果となる。しかし疑惑に対する進展がほとんどない。

 遺書内容→コチラ

 1994年4月5日死去(享年27)


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