マルコムX



マルコムX (Malcolm X 1925年5月19日生)
 [アメリカ・黒人公民権運動活動家]


 非暴力的で融和的な指導者だったキング牧師らとは対照的に、アメリカで最も著名で攻撃的な黒人解放指導者として知られている。

 ネブラスカ州オマハに生まれ。1946年1月12日、20歳のときに強盗の罪で逮捕収監される。彼は獄中でイライジャ・ムハンマドの教徒と彼の行っていたブラック・ムスリム運動に出会い、その教えを勤勉に研究した。マルコムはイライジャと文通を行い、独学で知識を進歩させ、手紙を毎日書いた。1952年8月7日に釈放され、1952年9月、彼はネイション・オブ・イスラム教団から「X」の姓を授かり、これ以降「マルコムX」を名乗ることになる。

 1962年、イライジャが少女を強姦し子を産ませていたことが判明し、マルコムはネイション・オブ・イスラム教団に失望する。彼はイライジャの行為に怒り、このことを告発。教団内における立場を危うくする事になる。1963年2月に教団は彼を暗殺しようとしたが失敗に終わる。教団はマルコムの暗殺指令をメンバーに下した。教団内のFBI工作員は教団からマルコムの自動車に爆弾を仕掛けるように指示された。1965年2月14日に、ニューヨークの彼の自宅は教団メンバーによって爆弾で攻撃されたが、マルコムと彼の家族は無事だった。

 1週間後の2月21日、マンハッタンのオードゥボン舞踊場でマルコムがスピーチを始めたとき、騒動が400人の群衆の中で発生した。マルコムのボディーガードが騒動に対処しようとしたとき、男が前に突進し、短い散弾銃をマルコムの胸に向けて発射した。さらに他の2人がステージに素早く近づき、マルコムに短銃を発砲した。マルコムは15発の銃弾を受け、病院に運ばれたが死亡が確認された。

 マルコムは生前、自分の命を狙っているのは教団だけでなく、FBIやCIAすらも協力しているのではないか、と漏らしていた。彼の死後も、そのような噂は途絶えなかった。

 1965年2月21日死去(享年39)


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