1/39ページ目 #157 [広川◆WitV85oINg] (何が起きたの…) 彼女は左肩を押さえながら、上体を起こした。 「痛ッ!?」 背中に鋭い痛みを感じ、首を捻り目をやった。どうやら羽根が一枚折れているらしい。 (思い出せ、何があったか) (確か私は遊んでいて…) 左肩に違和感があり、手で触れると緑色のクナイが刺さっていた。 しかし彼女は躊躇せずに右手でクナイを引き抜く。 痛みこそあるがそれによりクリアになった頭で思案する。 (これは大妖精のクナイ) (あの子と遊んでいたら不思議な霧が出て、それで) (あぁ、そうだ、襲われたんだな…私は) 足に力を入れて立ち上がる。 (あの子はそんな事しない…なら多分、あの霧が原因ね) (こういう時は博麗の巫女に相談がセオリー、でも、もしもあの子が退治されたらどうしよう) (ならば) 「私がやるしかないわ」 (でも情報が無いと何もわからない、まずは話を誰かに聞こう) 誰に言うわけでも無く一人呟き人里へ向かう、冷気を撒き散らしながら… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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