ただの物語

艨ィメルルーの秘宝←
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「さーて、行きますかの!」

シオンは、ついにこの街、メルルーに来た。



理由はひとつ。この街の周りの地域には、数々の秘宝が眠っている、その秘宝目当てだ!


だが、シオンはまだトレジャーハントど素人。


なにすりゃいいかわからない。


「く…。布の服と石を削った武器しかねぇ…!こんなんじゃ、モンスターにやられちまうよ…!」


周りの地域にはモンスターもいる。中にはボスモンスターもおり、そいつが秘宝を持っている事も。


「とにかく、仲間みつけないと…。」

ウロウロしていると、誰かに声かけられた。

「お前…素人やな??」
「は…はい。」

見れば、なんか強そうな鎧を着た剣士。

「俺は、レベル35の中盤剣士だ。ヒマやから素人の手伝いしたろとおもてな。」

中盤剣士の後ろには、2人の素人がついていた。

「基本ハントには、4人でいくからな。…あ、あと俺の名前はタコパ。」

「……。」

「素人ははじまりの森だ。指南がてらいくぞ!」


こうして、はじまりの森にむけて歩きだした。「……。」
「あの…キミは??」
シオンは素人仲間に話しかけた。
「あぁ??俺は貴様みてーなザコとは関わらねーんだ。話しかけんなょ。」
「くぅ…!」

シオンは、もう1人のやつにも話しかけた。
「あぁ…よろしく。わいはマサキ。…。あいつ、感じわりーよな。」
「…だな。」

そこで。

「見えたぞ!はじまりの森!」

そこには、普通に森があった。
「俺も、素人んときは来まくったよなぁ。」

「ついに…!」

「力むなよ。ここは、簡単な一本道で短いから。秘宝なんてもんはない。軽くアイテムはあるが。」

「はい!」

「俺は危ない時だけたすける!それまでは自分でやれ!」

かくして、スタート。


「はっは!なんだこのブタモンスター!」

「それはブタイム。おとなしいブタモンスターだから。軽く殺れ。」

「ひゃあはぁ!」
シオンは殺しまくった。

やがて。

「なんだぁ!?」
大量のブタモンスターが。「この量…尋常じゃねえぇ!」

諦めかけたその時。

ブタが次々に死んでいく。
「な、なんだぁ!?」

なんと、あの感じ悪いヤツが凄い勢いで、ブタを殺していく。
「あいつ…俺と同じ武器だよな??」
ポカーンとしていると、タコパは言った。

「手際が違う…!完全に数百手先を読んでいる…!あいつ…天才だッ!」

ブタを全部殺る。

「あーよえぇ。手応えないわ。」

いうと感じ悪いヤツは先に行ってしまった。

「く…負けてらんねー。」

シオンも先へ。


しばらくすると、広場へ出た。

あいつが、立ち止まっている。


「どうした??張り切りすぎて体力なくなったか??」

「…んな訳ねーだろ…。」
冷や汗が流れている。

「一体どうしたん…」

前を見たシオンは驚愕。
そこには赤いドラゴンが。
「ガッハッハ!そいつがはじまりの森のボスじゃあ。倒してみれ!」



「う…うおおぉ!」
マサキが無謀にも突っ込んでいった。

ドラゴンは足をひとふり。「…!」
マサキは一瞬でぶっとんだ。

「ばか…!頭つかわねーと勝てねーだろ…!」

「そう…そいつに真正面からいっても無駄だぜ。」



「後ろにまわりこむ!」

あいつはドラゴンの後ろにまわると、攻撃。

ドラゴンはひるんだ。

「よし!今の内や!」シオンは横から攻撃。

「さすがじゃな…あいつら。だが…。」

ついにドラゴンの反撃。

炎弾を吐きだしてきた。

「うぉ!?」

ギリギリ避けたが、地面は溶けてドロドロになっていた。


「あんなのに当たったら…!」


「いい!連携技すっぞ!」
「連携!?」
「あぁ…!でもあいつは連携なんてできそーにねぇなッ…。」

あいつは、こちらをにらんだ。
「出来るわ…。貴様ら、肩車してろ…。」
「??」
した。
「よし…。」
シオンが下。あいつはシオンの足をつかむと、振り回した!
「おちんなよッ…!」


「うわぁ!ハンマーかいぃ!」


シオン達は見事にドラゴンにヒット!

同時に気を失った。












「うぅん…。」
「目ぇさましたか。」
タコパが横にいる。
「ここは??」
「メルルー病院だよ。お前、頭をドラゴンに強打してな。入院だ。」
「くそ…あいつ…!」
「ガハハ。まぁよい。休むのだな。」
「は、はい…。」










それから時がたち、数年後。


「ついに来たな…マサキ。」
「あぁ…。」

「最終ステージ、[オドルマゲスの間]ここをクリアすれば、ついに、1人前だ。育てられる側から育てる側になる。」

「未来のトレジャーハンターを生み出すのは俺らだよな!」

その時。
「…待てよ。」
「その声わぁ!?」

「未来のトレジャーハンターを生み出すのは俺だよ。」
「く…感じ悪いやつか!」「俺も同行させろよ。」
「なんでだよ!」
「俺が入れば戦力的にも格段にUP。そしてなにより、このステージ、最低でも3人いないと解けない謎もあるんでな。」

「そうか…なら、仕方ないよなぁ。」


かくして、進む。
確かに、あいつは強かった。

簡単にボスまできた。

「さぁて。あいつは、オドルマゲス。強いからな。」


「さぁ…いくぜ!」















この時、誰も知る事はなかった。

この3人が、伝説の3忍といわれる事を―――――!












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