1/1ページ目 くだらない人間… くだらない環境… くだらない人生! もうこんな生き方うんざりだ。 俺がこの地球を変えてやるよ…。 この俺、浅上電球[あさがみらいと]がな! 〜ここで主題歌〜 学校。 「あー、ライトくんおはよー。」 「うるせぇ、クズが!」 「ライトぉ、ちーっす。」「クズは黙ってろ!」 こんな調子で毎回だ。 その時。 「おぉーい、お前がこいつをカツアゲしたんだろ??なぁ、こいつにやられたんだろ??」 上級生にいわれているやつ。もちろん俺はそんな事してない。 大方、俺へのひがみか?? 「お前かぁ!?」 先生まできた。 「ライトがカツアゲしたってょー!」 周りのクズ生徒まで騒ぎだした。 うるせぇ…。 「クズ共は黙ってろって!こんなくだらない事を考えるエネルギー…!それを騒ぎだすエネルギー…!クズのやる事はわからねー!」 歩きだしてこう言った。 「クズに何言ってもムダか…。」 そのまま学校をでる。 「くそ…。雨かよ…。」 運わりぃ…。 「…ん??」 路地裏に何か転がっている。 「……!」 人間が死んでいる。 どこのクズかは知らんが。 巻き込まれない内に帰ろう。 が、気づく。 死体の近くに何かおちている。 「あれは…。」 ノート。拾う。 開くと、こう書かれてあった。というか、読み終わる前にノートをすてた。 「馬鹿ばかしい…。」 あんなもの…。 ノートには、 [このノートを触って5秒たつと、死ぬ。] 俺の本能がノートを捨てさせた。 あと0・7秒持ってれば、死んでた。 この人間が、見本みたいなもん。 捨てた拍子に、ノートが開き、文字がはっきり読める。 [間接的に持てば、しなない。] 「なるほどね…。ふれなければならぬのか。」 しかし…このノートを信じるか…。 まぁいいや。試してみる価値はある。 ノートを取り、一瞬でバッグにいれる。 これで大丈夫…。 学校へ。 「ライト…ずいぶんと派手にやってくれたな。」 「すいませんね先生…。これを…。」 あのノートを取り出す。 「反省文でもかいてきたのか??」 「くふふ…」 瞬間、先生は倒れた。 「キャーーーー!」 響き渡る悲鳴。 ホントに効いた…! 「ライト…貴様なにをしたんだよ…!」 「俺はなにも。…くだらな。帰る。」 このノートでいろいろやりてーや…。 もしかすると、こいつで世界が変えれるかも…。 ************************ しかし…。これは、触れさせなければならぬ… どうしよ…。 デスノートじゃねぇし… あんま使い道ねーなぁ。 しかもこのノート、ホントに誰んだょ…! 「ノートです、気に入ってもらえたかな??」 いきなりの声。 「誰だ!?」 振り向くと、そこには、まさに、悪魔がいた。 羽のはえた…。 「俺はリュック…。死神だ。そのノートの持ち主。」 「ノートデスって…??」 「あぁ、ノートです、な。ですはカタカナじゃないぜ。そのノートの名前。地獄界で最近発売された大人気おあそびノート。」 「なん…だと!?」 「俺がこわいか??」 「くふふ…。恐くないよ、リュック…いや、待っていたよ、リュック。」「ははは。強がんじゃねーぜ。」 「このノート、いい使い方を教えてくれ!」 「はは…。効果は、お前が知ってるものだが…」 「使い物にならない。」 「よく分かってんじゃねーか。だから、遊びノートなんだよ。」 「くそ…。」 残念がっていた時。 「だがな、俺は改造できる。」 「改……造!?」 改めて造る。改造。 「俺は死神の中でも有名な改造師だ。そのノートを何十倍にも使い物にできる。」 「やってくれ!」 「お前、頭はいいか??」 「他の人間をクズと呼べるくらいの頭だよ。」 「よし…。いいだろう。やるからな。」 ************************ 「完成だ。」 リュックは、ノートをだした。 「こいつ…。直接持っても、よくした。更に、相手の顔と名前が分かっている状態で、名前かけば、そいつはしぬ。」 「それじゃ、まるでデスノート…!」 リュックは、にやぁっと笑った。 「だな。活用しろよな。」「活用…。でも、ホントにいいのか??」 「あぁ。俺は、たのしけりゃいいや。」 「じゃあ…、世界中の悪人殺すかな!」 ************************ TVでは、まだまだ騒いでいる。 [デスノート、現実に!?][漫画がついに現実化!][デスノートの原作者にお話を伺う…。] 「たのしぃなぁ。」 「やってるなぁ、ライト。さすがだ。」 「キミのおかげだろ。」 「デスノートってやつ、面白いよな。俺が、地獄界から、みて面白いと思ったから、作ってみた。」 「さすがだよ。デスノートには、Lがいたが、現実にはいない。誰も俺をとめられない。」 「だが、お前…。殺されるかも。」 「何故??」 「お前は他人をクズクズ呼んでた。恨みはかってる。」 「…。」 「俺の改造仲間が、もし、クズよばわりした人間にお前と同じ力を与えていたら、殺される。」 「他の死神も、いるのか??」 「そりゃな。」 その時。 ピンポ〜ン! 軽快なチャイム。 「ち…。雨音[あまね]だょ…。隣町の頭ライバル。」「へぇ…。」 「勉強しようとか言い出すんだ。とにかく、出るよ。」 「ライト…勉強…」 「うるせ。今日はイヤだ。」 「なら、これみて。」 雨音は、ノートを取り出した。 「最近話題の、デスノートを扱ったもの。かなり興味あって。」 こいつ…俺がその犯人だとも知らずに…。笑える。 「俺はデスノートには興味ないんだ。現実離れしすぎている。」 「まぁ、見てみてよ。」 「たく…。」 中身をみた俺は驚愕した。確かに、外装はデスノート特集。 だが中身は―――――――。 [このノートを3秒さわると死ぬ。] 全身から生気がなくなる。 その時、確かに見た。 雨音の後ろに、死神がいる所を。 雨音は微笑んでいた。 きっとやつの死神も改造師… 外装と、直接効果、そして時間短縮をしてもらったのだろう…。 「俺の…負けだよ…」 BAD END 完 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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