ただの物語

艨ィさよならジュピター←
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時は2xxx年


地球に、大惨事が起ころうとしていた。


[ブラックホールついに太陽系に!]


地球に、ブラックホールが近づいていた。






まぁそんな事は関係なく、生活していた、西。
「僕にはどうしようもないよ…。」
「何言ってんだよ!西!未来は変えられる…お前が諦めてどうするんだょ!」
「いや…でも…」
「うるせぇ!考えてこいよ!」
「はぁー…。」


翌日




「考えてきたよ…。」
「おぉ…!どんなんだ??」

西は、巨大な紙を取り出した。びっしりと文字が書き込まれている。


「僕…思ったんだ。巨大なブラックホールには、…巨大な星で、迎えうたないと。」

「西…!まさか…!」
「そ。木星で迎えうつ。」
木星。かなりでかい星。

「そんな事可能なのか??」「うぅーん、よく知らないけど、この空想の世界だから可能なんじゃない??」
「なるほど…。ならNASAにかけあってみるよ。」




************************


数ヶ月後。

「西、よかったな。お前の案、NASAに通ったぞ。」
「…うん。」


「…しかし、ほんとに地球は守られるのか??」
「木星を使えば天文学的には可能さ。」
「なるほど、な…。でも…。」
「なんだい??」
「何かの犠牲の上にある幸せなんてほんとの幸せといえるのかな。」
言った瞬間、西は殴りかかった。
「何言ってんだ!これだけは…犠牲がいる!もし…このままブラックホールに飲み込まれちまったら、俺ら人間、いや地球上のものが全滅だ!」
「…太陽か。」
「あぁ。太陽だ。あいつには助けてもらってる。」
「そうか。やはり木星は犠牲、だね…。」






************************





木星でブラックホールを迎え打て

1、木星にブラックホールに反応するやつをうち込む!


ただそれだけだ!





ここはNASA。
軽い感じで作戦は行われる。


「ジュピターでブラホ(ブラックホール)を迎えうつなんてよく考えるねー。」「あぁ。ほんとだよ…。」「俺たちも何やってんだかね…。」
「だよな…。最初から、ブラホに勝てない事はわかってんのにな。」
「どうせ死ぬんだ。試してみようぜ。」
「だよな。地球一つの運命がかかってるんだ。やってみる価値はありますぜ。」






************************



ついにブラホがすぐそこにきている。



こちらはジュピター…。






「なぁー、西。」
「あぁ??」
「もう死んだよなぁ??」
「…。」

空はすでに漆黒に染まっていた。まだ昼間なのに。

これが、ブラホの力。
地球なんてまるのみか。

「頼むぜ、木星。お前の力すべてを使ってブラホの侵攻をとめてくれよ。」








ここは宇宙。
BGMはジュピター(ホルストの。)








木星がブラホと対峙する。


周りの衛星がブラホに吸い込まれる。






ブラホは軽くジュピターの100倍はあった。
勝てる訳なかった。









衛星がなくなる。







地球のみんなが諦めかけた時、異変がおきた。







「おい!空をみろ!」


漆黒の空にまばゆい光がみちあふれる。








木星が輝きだした。
すごい光で。




その光は何兆光年もの光。





ブラホをてらしだす光。






地球のみんなはしばらく目があけられなかった。

目をあけた時、空は青かった。





「ブラホが消えた…??」
「木星がやったのか…??」


「やったあああぁ!木星から救われたぞ!」
「ジュピターばんざい!」

「まじかよ、西…!木星…!」
「…うん。木星…。」





それから、すべての教科に木星が取り上げられる事になった。




この事を題材にした木星小説が乱立した。



水金地火土天海になった。


小学校の自由研究では必ずみんなが木星についてしらべた。






木星はこの世から消えた。


だが、その星の事を忘れない。
永遠に心に刻まれる。
















「サヨナラ、ジュピター」








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