ただの物語

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CALL 1 開始



「誰だコイツ?」「一人で殴り込みにきたってよ。」「てめー…誰だ?」不良どもの問いかけにタカヤは答えた。「えっと…マツロングタカヤです!なんか悪い奴はほっとけないんで、ガツンと懲らしめにやってまいりました!」タカヤの言葉に不良は驚いた。「こいつ…バカだーっ!」「そうか…キミ…。俺達とやりあって殺されたい、と。」タカヤは笑って答えた。「ぶっぶ〜っ!半分ハズレでぇす。」―――。数十分後。「ケホっ…。大丈夫すか戸塚さん!」「ひゅう…。」それを遠くから見る3人がいた。「不良退治、どうなった?」真慶は、スコープをもつ紳平にきく。「あーっ…。タカヤの勝ちー!本日も凶悪絶好調ですな。」「タカヤも、万円でトラブル解決なんて…。人助け好きだよな。タカヤは…。」「いやいや!タカヤの性格考えろや。人助けなんてただの口実…。暴れる理由がほしいだけだろ…。」――。タカヤは帰り道思う。【この地球は…。暑くなりすぎてもう住めなくなるらしい…。】【年金問題…。】―でも自分の将来なんてしったこっちゃない。今を生きれりゃ、いいや。「たく…帰りが遅くなっちまった…!」――。その時、だ。「公衆電話がなってる…?」そこの公衆電話がなっているのだ。「出ちゃうよ?…出ていいんだよな?」 ビクビクしながらもタカヤは出た。「もっしもーし!どなたぁ!?」「……………。」「あ?無視かよ!きるかんな!」「……………。」カチャっ!俺はきった。「たく…。時間くったーっ。」その時…。俺の耳になにか聞こえた…。【ピーッ…ピーッ…。】 俺は戻った。「取り忘れのテレホンカード?さっきこんなんあったか?」タカヤはそれを取った。テレカにはなにか文字が書いてある。「あーっ…?サイ…レン…?持って帰ろう。」タカヤはこれがなにか分からぬまま、一夜をすごした。―――――――。翌日。「おい…。一般人、最近行方不明になってるよな。」「あぁ…。」「サイレンがやってくる…か…。」その言葉を聞いた瞬間、タカヤは紳平にとびかかった。「テメェ今なんつった!?サイレンってなんなんだよ!」「ケホ…。まてや…!最近テレビで言ってるだろ?」すると、喜納が口を開いた。「…?サイレンってもしかして都市伝説の…、【秘密結社サイレン】の事?」喜納はサイレンについて話しだした。「最近ネット上で騒がれてるネタだよ。現実が嫌になった者達を集め、新たなる楽園へと導くもの…!」「それが、秘密結社サイレン…?」「そ。最近増えた行方不明も、サイレンのせいかも知れない。…これ以上は知るか。後は、…シモジョーにでも聞け。あいつならなにか知ってるかもな。」俺達は一目散にシモジョーを呼び出した。―――。「も〜なんですかぁ?バトルでもないのに呼び出して…。」「いや…。サイレンの事を…。」言った瞬間、シモジョーの顔が変わった。「…。サイレンを追うのはやめろ。好奇心で追うと、死ぬぞ…!」「話せ。」「行方不明者たち…。警察もお手上げ事件。だがな、その時、ネット上で噂がでた。【行方不明の黒幕はサイレン、そして彼らの使者怪人ラナメスT…!】」「ラナメスT…!?」「そう。なんか姿は消してるらしいけど、楽園を望む人間達にテレホンカードを授け、サイレンへ導く…!実は、失踪した人間はサイレンのテレホンカードを所持していたと報告されている。」「へぇ…。」「消えた人間は密かにテレホンカードを使用し、そして連れていかれた、と。」「ふん。信じられない。結局どこにでもある都市伝説じゃねーか。」「凄いのはここから。なんと…サイレンの真相をつきとめた者に…千兆の懸賞金をかける者が現れた…!」「な…!?」「オカルト界では有名な大富豪だ。どうやら、本気だ。…今、ネットオークションではスゴい数のテレホンカードが出回ってる。99%、ニセモノだろうけど。…。もし本物の…。未使用のテレホンカードがあったら…。500万はいくだろうね。」 ――――――――。(忠告する…。深追いするな…。)タカヤは、シモジョーの言葉を思いだしていた。「500万だぜ!わははは!人生バラ色だ!」………。その夜、テレビで言っていた。【最近増えてる、失踪者…。捜査難航…。】「ざけんな!」俺はベッドに入った。 「サイレン…。テレホンカード…。命にかかわる…。」俺はむしゃくしゃした。「くっそ…!」いてもたってもいられず、家を飛び出した。俺が行った先は…。公衆電話…。「500万…!未使用なら500万…!」テレホンカードをいれるかいれないかの所で迷っていた。「もうえぇ!」入れた。「うわあおあぁ〜!入れたぞぉ!きっかり助けたら万円だかんなぁ〜!」プルルル…。「!なった!?」タカヤはすかさず出た。【どうも♪世界はつ・な・が・る・サイレン入国管理センターです!】「おぉ!」【入国審査しよう。質問するから、ハイなら1イイエなら2を押せ。】「は…?」【不老不死だ。タコが好きだ。おやつはやっぱり森永?ポテチはコンソメに限る。アクエリアスよりはポカリスエットだ。紙幣に興味がある…。若造だ。おしりかじりむしがおどれる…。】「んだよ…!クイズ…!?飽きた…。」【……。クソみたいなザコ野郎だ。】「ふざけやがって…!」【サイレンに行きたい?】「コケにしやがって…!」俺はイイエボタンを連打した。「ざけるなぁ!俺は俺なりのやり方でサイレンの尻尾をつかんでやるよ!」【合否は追って連絡します…。】俺は公衆電話をでると、家に帰った。――――――――――。翌日。「くそ…。なんか調子わりーな。」「おいタカヤ…なんかおかしいぞ。まさか、サイレンに深入りしてるんじゃないの?」「違うわい…!今日は帰るか。じゃあな。」俺は、紳平の家をでた。その帰り道、だ。「おい。そこのお前。止まれ。」目の前には、男がふたり。「なんだ?俺なんかした?」「とぼけるな…。サイレンカード、持ってるだろ?」……!こいつ、シモジョーのいってたやばいやつらか…!「さぁて、知るかね…。」俺は、一人にぼっこし蹴りをいれると、もう一人を殴った。「ぬぐぅ!?」そいつは、目が痛くなるスプレーを俺に吹き付けた。「うわあぁ!」俺は一目散ににげた。
「追え!追うのじゃあ!」…俺は走りまくった。そして…。「はぁ…はぁ…!誰か助けて…!そうだ携帯!」その時、プルルルプルルル…なりはじめた。「うるさい…!紳平真慶喜納!誰でもいい!リダイヤル!」「誰か…誰でもいい!助けてくれー!」俺はその最後、目をあけた。そこには、怪物がいた…。「!?」…………………………………!【瞬間】【静寂】「なんだここ…?」俺はあの時、電話をかけたのではなく、電話にでてしまったらしい。秘密結社サイレンの呼びかけに……!そしてあの怪物はラナメスT…!あいつに連れていかれたんだ!俺の目の前には一面の荒野が広がっていた。これが…オレの命を賭けたゲームの始まり…――。サイレン…。それは一つの世界…。携帯から声がでた。
【世界はつ・な・が・る…。】


CALL.1…終わり

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