2/2ページ目 まずはコンピュータ室で作戦をたてる事に。 「まさか鬼ごっこしながらパズル探すなんてな…。あの校長もなかなか考えてるじゃねぇか…。」 「足の速さとパズルの腕前を同時にためせるな。」 「でも………300ピースもそんな状況で探せる訳ないよおぉ!」 丹野は弱音をはいた。 「何言ってんだよ!」 「ぶふぅ!」 男勝りの阿藤さんが丹野を殴った。 「落ち着けよ阿藤。確かに丹野のセリフも一理ある。」 「いつつ…。だろ??俺らは探すという行為自体は専門外…。おかしいとおもわねぇか…??」 「ふむ………………。」 乳牛は考えこんだ。 しばらくして 「まさか?!」 「どした??」 「これは今まで俺らに足りなかった能力…!戦闘能力を高めるためのもんじゃ…!?」 「戦闘…能力…??」 ざわついた。 「そ。そういう事。誰か鬼捕まえてここに持ってきてくんねぇ??」 「それならば私がいこう!」 立ちあがったのは先ほど丹野をぶっとばした阿藤… 阿藤かえる という名前。 「あぁ…たのむぜ。」 阿藤は勢い良くコンピュータ室を出ていった。 「あの化物女め…!」 丹野はぶつぶつ言ってる。 数分後。 「持ってきたよ〜♪」 阿藤はなんと3人の鬼を持ってきた。 「校長も本格的に用意してるなぁ…。」 なんかカッコイイマスクみたいなの装着してるし。 「で??こいつらを??」 「いや…。持ってんだろ??お前ら…!」 乳牛は、鬼を派手に蹴りとばした。 すると鬼から大量のピースが出てきた。 「ひゃは…♪狙い通り!」 丹野は乳牛の言いたい事が分かった。 「こいつら1人につき100ピース持ってるって事か…!」 「そう。最初からいくら探しても無い仕組みだったのさ!」 「校長もえげつねぇ事しやがる。」 ―――目の前にあるピースの山。 「さて、丹野くん。ここからは学校一のパズルマスターである君の役割だ。」 丹野は一つのピースを手にとり、見つめる。 「見本もなにもない状態で300ものピースのパズルを完成させろ、ね…!」 丹野はゴーグルをかけた。こうする事で集中できるのだ。 「さぁて…!パーティーをはじめるぜ…!」 〜その頃職員室〜 「めんどくせぇよ校長〜」「まぁまぁ。楽しいからいいんだよ!」 「つか地獄の苦しみとか何??みたいな〜。痛いのイヤだよ〜??(笑)」 「なぁに、大量の塩を口に含ませるだけさ。」 「それはそれでキツイ〜!」 「ははは!ま、いいじゃん。じゃ、12時間経過したな…。あちらの画面をみよう。」 校長はスイッチを押した。 「…ん??」 みんなコンピュータ室に集まっている。 『おぉ!校長!もう完成したぜ!』 それに校長は愕然とした。 「まじかい……………。」 こうして今回の激しい戦いは幕をとじた。 また校長はなにかをたくらんでいるかもしれない―――――― 完 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |