2013年5月25日(土)。 【『赤の世界』読み終わっていただけたら幸いです】 この物語は共通の世界の異なる4つの話から出来ている。 表題 『赤の世界』 あの日見た花の名前は赤の世界だと僕達は今知った 的な話。 主人公の脱力系野郎は、くだらないと思いつつ林間学校に参加。 そこで戦時中開発された暴走化させる花、"赤の世界"の被害を受けることになる。 ルームメイトと共に焼き払うことを計画するーーーー 『朗読時間』 読書好き婚約者が戦地へ。 帰ってきた時には失明、隻脚とかっていた。 彼のために図書館に通う主人公だが、ある日死んだと聞かされる。 図書館で知り合った男と結婚した主人公だが、とんでもない結末を迎えるーーーーー 『鳩の翼』 天才的鳩使いの主人公。 鳩と話すことも出来る。 ある時、軍の伝書鳩として使われることに。 酷使につぐ酷使でどんどん鳩の仲間が減っていきーーーー?! 『掌の花』 掌で人を触ると石化させてしまう主人公。 捕虜として捕らえられたが監視員と逃げることを決意。 果たしてーーーー? どのお話も心温まり、泣かせてくれます。 感動ということはこのためにあるのか?いや、それはないか(^_^)/ 先生の繊細かつ上品なカバーイラストはジャケ買い必至です。 誰も悪くないのか、誰しもが悪いのか。 尊さと儚なさを訴えかける名作です。 わたし、紫の世界です! 赤の世界 5/25^19:52 [WRITEセ] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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