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「彼の言葉に僕は戸惑いを隠すことが出来なかった……」 「何故モノローグを口で言う」 おっと、あぶねえあぶねえ……あまりの動揺についついモノローグを口にしちゃったぜ……! そんな動揺を誤魔化すように僕は彼に質問を畳み掛ける。 「ドーナツ少年って一体何だよ!?ドーナツ少年になったらどうなる!?どうして僕なんだ!?」 「おいおい、質問はひとつずつにしてくれないか?僕は聖徳太子ではないんだからそんなにまとめて質問されたって答えられないよ」 彼はいかにも嘲りって感じの笑みを浮かべてドヤ顔をした。 そんな彼のドヤ顔がとても腹立たしく思えたので僕はイチャモンをつけた。 「聖徳太子は10人の話を一度に聞けたというエピソードはあるが、一人の人間にまとめて質問されたのに答えた的なエピソードは存在しないんだよ!知ったかぶりしてドヤ顔してんじゃねえそういうのが一番恥ずかしいんだからな!バーカバーカ!」 「あれ?そうだったのかな……?すまないね、僕の学生時代は世界史専攻だったもので、日本史には詳しくないんだ」 彼が僕のイチャモンに対してすっかり怒るだろうと思っていたが全くそのような素振りは見せなかった。 これではいちいち揚げ足取りをした僕の方が恥ずかしくなってしまう。 「ところで、聖徳太子の話はぶっちゃけた話、どうでもいんだけれど。ドーナツ少年の話をしていいかな?」 「あ、ああ……どこぞのインキュベーターさんみたいに契約内容を端折った説明じゃなくて詳細がよぉぉーくわかるように懇切丁寧に説明するんだぞ」 「やれやれ、注文の多い少年だ。どこぞの料理店に来たような錯覚すら覚えるよ」 彼は苦笑してはいたが僕にドーナツ少年とは何かの説明を始めた……。
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